ルー・リード訳詞『I Wanna Be Black』:黒人になりたい、クッソしょぼい中産階級のボンボン大学生にはなりたくない
黒人になりたい
天性のリズム感を備え
6メートル先まで精液を発射できるような
そんな黒人に俺はなりたい
そしてユダ公どもをぶちのめしたい
黒人になりたい
ブラックパンサーのメンバーになりたい
サマンサという名の恋人がいて
大勢のセクシーな娼婦たちを牛耳っている
そんな黒人に俺はなりたい
俺はもう
クッソしょぼい
中産階級のボンボン大学生にはなりたくないんだ
俺は黒人のポン引きになって
自分の腕だけで大勢のセクシーな娼婦たちを牛耳りたいんだ
黒人になりたい
マーチン・ルーサー・キングみたいになりたい
春に銃で撃ち殺された後
すべての世代を導くリーダーとなったそんな黒人に俺はなりたい
そしてユダ公どもをぶちのめしたい
黒人になりたい
マルコムXみたいになりたい
ケネディ元大統領の墓に呪いをかけ
でっかいイチモツを股間にぶら下げているそんな黒人に俺はなりたい
俺はもう
クッソしょぼい
中産階級のボンボン大学生にはなりたくないんだ自分自身の腕一本で
大勢のセクシーな娼婦たちを牛耳っている
そんな黒人に俺はなりたいんだ
黒人になりたい黒人になりたい黒人になりたい黒人になりたい黒人になりたい黒人になりたい俺は黒人になりたいんだ
天性のリズム感を持ち、性的能力に長けているという、あまりにも誇張し過ぎた黒人男性像のステレオタイプ。「しょぼい中産階級の大学生にはなりたくない(I don't wanna be a fucked up middle class college student anymore)」ということは、この語り手は高校生または中学生の男子であると推測すべきだろう。ティーンエイジャーが抱える「周りの奴らとは違う自分になりたい」という欲望に裏打ちされた、黒人男性に対する恐れと憧れ、嫉妬と羨望。エリック・クラプトンやキース・リチャーズが若い時にブルースにのめり込んだ動機もこれに近いのかも。
「10ccのラブ・ソングを」3つ挙げろ(ただし「I'm not in love」は除く)
【替え歌】イワシ、ブリならアマダイで、アサリかナマズ
♪ずぃぶん痛いで~洗面台に頭ぶつけた
洗面台で頭を強く打って、その後ワケわかんなくなっちゃったのね。
気分しだいで 責めないで 涙が出ちゃう
久しぶりなら 噛まないで あたりかまわず
【替え歌】 裕也さん (元歌:春日八郎『お富さん』)
シェキナベイベー
年越しの祭り(*)
杖にグラサン長い髪
死んだはずだよ裕也さん
生きていたとは
希林さんなら
「知らん、ほっとけ!」と
いうかしら
いややっぱり
喧嘩だな
(*) 裕也さんが主宰していた年越しイベント「New Year Rock Festival」を指している。
元歌:春日八郎『お富さん』
【駄洒落】 委任の歌
上司:じゃあ後は任せたぞ
部下:分かりました・・・
(以下、心の中で叫ぶ)
どんだけ負担が/かかると思うか
どんだけ仕事が/増えるか分かるか
♪いやじゃあ~あぁっ!いやじゃあ~あぁっ!
【元ネタ】
レッド・ツェッペリン『移民の歌』
ドンドコ・タドント/ドンドコ・タドント
ドンドコ・タドント/ドンドコ・タドント
♪あああ~あぁっ!あああ~あぁっ!

「移民の歌」に関する雑記
EP『移民の歌』の復刻版、キャッチコピーが『遂に登場、今一番リクエストが多いレッド・ツェッペリンの「移民の歌」が日本でも爆発。』となっているから、これは1971年にリリースされた盤のはず。であるにもかわらず、定価は400円ではなく600円と印刷されている不思議。
定価が600円の日本盤シングル『移民の歌』は、1976年のリイシューであり、こちらのキャッチコピーは『ロック史上に残こるツェッペリン不朽の名作「移民の歌」!』(原文ママ)である。私はこのシングル盤を1976年当時所有していた。当時はLPが2500円と高価だったので、シングル盤をよく買ってたのだ。
この日本盤シングル『移民の歌』は、LPよりも音がクリアだった気がする。これは日本盤シングル『胸いっぱいの愛を』も同じで、LPよりも音がスコーンと抜けていた気がする。逆に言うと、ツェッペリンの日本盤LP(1st~4thまで)の音は、どれもこれも靄がかかったような音だった気がする。
深沢七郎の葬儀では(生前の本人による指示で)ツェッペリンの『移民の歌』が(大音響で?)流されたという出典不明の伝説を初めて聞いたとき、ギター奏者でもある深沢がこの曲を選んだ理由は、同曲のリフをギターで演奏する際のテクニカルな面白さにあると確信した。
『移民の歌』のリフで使われている音は6弦のF#と(それとは1オクターブ上の)4弦のF#だけなのだが、5弦をすっ飛ばしてあの速いテンポとリズム(♪ドンドコ・タドント/ドンドコ・タドント)で6弦F#→4弦F#→6弦F#をきっちり弾くのは結構難しい。
職場で仕事中にツェッペリンの『移民の歌』っていう難しい歌を鼻歌で歌ったらね・・・というネタを「発言小町」に投稿したトピ主さん、ツェッペリンも知らず移民の歌も聴いたことない多数のネット民から「職場で鼻歌を歌う」ということに関して激しく叩かれる。
ボウイのこの曲は、ツェッペリンの『移民の歌』のパクリだよなとずっと思ってたが、Youtubeのコメント欄で「Apparently Jimmy Page wrote the riff」(このリフ書いたのジミー・ペイジだろ)と言っている人を見つけて嬉しい(今は消されている)。



