私はその類(たぐい)ではない

「数」とは何か、そしてそれはどうあるべきか

2019-01-01から1年間の記事一覧

改定版・Roxy Music訳詞『Always Unknowing』:逃避行中の二人・すれ違う会話・人間にとって「いつだって何も知らない・分からない」ものの一つが「他人の心」だ

「明けの明星を追って東へと向かおう」 「だけど、絶えず逃げ回ることに意味はないわ」 「必要なものを全部持って出発しよう」 「ちょっと待って、少しは私に時間をちょうだい」 いつだって 何も知らない 「世界が汝を通り過ぎんことを!」 「世界は、まさに…

ボウイ訳詞『Rock 'n Roll With Me』:ロックスターの悲痛な叫び - 1974年当時、ボウイは自分のコンサートに集う観客に対して心底絶望していたのかもしれない

あなたはいつも事情通の一人だった だから彼らはあなたのような人たちに 僕らを売り込んだ 僕はと言えば常に新しい環境を求めていた たとえばどこかに部屋を一つ借りるとかして その間ずっと 蜥蜴たちは熱気の中 泣きながら横たわっていた 誰に会うべきかを…

Roxy Music訳詞「Always Unknowing」:今宵は星を見るのを止めておけ・目に見えるすべてのものを疑え・いつだって何も知らない

明けの明星を目で追う だが常に動きつづけることに 意味はない お前が知りたいことをすべて君に教えよう手に入れろ 代わりに少し私に時間をくれ いつだって 何も知らない 世界が通り過ぎていく 世界はまさにそのように見える いつだって 何も知らない 私の側…